医療、介護が連携したよりよいサービスの提供を通じて、
“我が家”にいるような心地よい施設を目指します。
藤井たけちか内科を平成7年に開院してから、住み慣れたあたたかい家庭で療養・介護したいという希望を叶えられる組織作りに邁進してきました。「健診」、「在宅医療」、「ターミナルケア」を基本とした総合的在宅支援体制を早期から実現し、地域の共有財産として、今では地域からも広く認知されております。これは医師・看護師・介護士だけでなく、利用者様・ご家族様・ボランティアの方々を含め、地域の様々な関係機関と「連携」しなければ作ることの出来ない環境であり、これからもこの信念は貫かなくてはなりません。
私が小学生の頃、父は末期がんでした。往診を受けながら自宅療養している父と一緒に暮らす中で、つらい運命が家族の暖かい絆と父の深い愛情によって和らぎました。このスピリチュアルな経験は、私の心の中に根強く残り、ひまわりの信念の原点となっています。診療所を始める時から、私の医療に対するイメージには常に父の自宅療養がありました。重い病気であっても、自宅で家族と共に過ごすことができれば、それはとても暖かい環境を生みます。
サービスを提供する際に一番大事にしていることは「生きる希望・健康長寿の追及」と「最後を過ごす選択権」です。QOLを維持してこそこれらの介護サービスを提供する意味があると考え、ご高齢者の目線にたって、ご高齢者の願いを叶える、運営を心がけています。
輝く太陽に向かって力強く咲くひまわりのように、一日一日を大切に、どなたにも必ず訪れる老後を安心して過ごすことができる、そんなユートピアを目指しています。
理事長 藤井 武親